『ブルードラゴン』がXbox 360独占から解放、ファン制作のPC移植版が登場
ブルードラゴン—『ファイナルファンタジー』の生みの親である坂口博信氏がスクウェア・エニックス退社後に初めて手がけたRPG—が、ファン制作のPC移植版によって、ついにXbox 360独占から解放された。
昨年、ファン制作のソニック ワールドアドベンチャーPC移植版が登場したことで、新ツール「XenonRecomp」を利用したXbox 360ゲームのネイティブPC版開発が一気に広がった。筆者は主に、このツールで『WWE SmackDown vs. Raw 2007』が移植されることを期待していたが—驚くべきことに、それは実現した—、ほかにも『ファイナルファンタジー』の生みの親が手がけたXbox 360屈指のRPG、ロストオデッセイとブルードラゴンのPC版を待ち望んでいた人は多かったはずだ。坂口氏は以前、両作品を現行プラットフォームへ移植することには、あまり関心がないと語っていた。
坂口氏は、映画『ファイナルファンタジー』の興行的失敗を受け、2001年にスクウェアを退社。2006年には、自身にとって久々の新作RPGとなる『ブルードラゴン』で復帰を果たした。本作では、『ファイナルファンタジー』シリーズの作曲家・植松伸夫氏と再びタッグを組み、さらにRPG界のもう一人の伝説的存在である、『ドラゴンクエスト』のキャラクターデザイナー兼『ドラゴンボール』作者の鳥山明氏も参加した。この名作が、ついにPCでプレイ可能になった。
PC移植版「re:Blue」の特徴
PC Gamerが報じたところによると、re:Blueは今月初めにリリースされた、ファン制作による『ブルードラゴン』のPC移植版だ。現在もXbox Storeで購入可能なXbox 360版の所有者は、ゲームファイルを抽出し、PCで強化版をプレイできる。
- 複数のアスペクト比に対応
- 4Kグラフィック
- キーボード&マウス操作に対応
- 最大120fpsのフレームレート
- ゲーム内実績に対応し、移植版専用の新規実績も追加
『ブルードラゴン』は、Xbox本体の後方互換機能によって20年にわたりプレイ可能な状態が保たれてきたが、このPC移植版により、Xbox 360初期を代表する傑作の一つを、長年待ち望まれてきた形でより多くの人が体験できるようになった。本作はファイナルファンタジーの歴史を語るうえでも重要な作品だ。次は『ロストオデッセイ』の番だろう。
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